今時期、小学生の時は、毎日毎日、セミを追っかけていた。
ひと夏に取るセミの数は、数百匹にもなっただろう。
今なら、大虐殺である。
セミ取りに飽きると、川に入り、魚とり。
フナやメダカ、撮った数は、数百匹とはいわず、数千匹。
取った魚を狭い池に入れ、通勤電車並みの生活を魚にさせていた。
朝起きて、家に帰るのは、ご飯時のみ。
ひたすら遊ぶ。
赤とんぼが川べりを多く飛び出し、秋を思うと、ふと残っている宿題を思い出す。
しかし、その意識をふるい消し、さらに遊ぶ。
二学期の始業式まであと十日余り。
学校に子供たちの声が帰ってくるのは、あと少しである。
我が家の子供たちは宿題終わっているのだろうか。