内子に残る歌舞伎座。
正式には芝居小屋というとのこと。
いろいろ違いを説明を受けた。
正式な芝居小屋は全国に数軒しか残っていないとの事。
ちょっと難しい定義を聞かされた。
しばらく訪れていなかったが、改修工事が行われた模様。
入り口からして新鮮な気分。
一瞬、入り口を迷ったくらい。
駐車場も整備され、観光しやすくなっていた。
しかし、このご時世。
客も少なく・・
さらにイベントも行えないという。
せいぜい数百人規模の落語くらいかと。
かなりの定員を絞っての公演である。
連休中なのに観光客も少なく、そのおかげか丁寧な案内をしてもらった。
奈落の中もじっくりと見学。
ここも改修されたとか。
早くコロナが収まって、いろいろな公演が開かれるのを願うばかりである。
内子座
この木造劇場は、木増や生糸などの生産で栄えてい た時代、芸術芸能を愛してやまない人々の熱意によっ て建てられた。
農閑期には、歌舞伎や文楽、また時には映画や落語 などが演じられ、この劇場は当時の人々の心の糧、文 化的な拠り所として愛された。その劇場名を「内子座」 という。
内子座は、大正5年2月(1916)、大正天皇即位を 祝い創建。木造二階建て、瓦葺き入母屋造り。ホールと して活用後、老朽化のために取り壊しになるところを、 町民の熱意により復元。昭和60年10月、劇場として 再出発。今では、町内外の芸術文化活動の拠点として 活用されている。
内子座パンフレットより