昨日の話の続きである。
写真の撮り方が変わった と仰々しい題をつけさせてもらったが、
ここを見ているひとなら、何だそんなことかぁということになると思う。
それは、「写真を撮るとき、声をかけて写真を撮る」と、いうことである。
当たり前なことであるが、なかなかお遍路さんなどちょっと声をかけづらい人もいる。
それで、望遠で、それも後姿をという情けない敵前逃亡的な写真を撮っていた。
この夏、マナブさんと一緒に歩いた時、えっ、こんな人にも声かけるのということが何度もあった。
彼の写真の基本は人間関係のもとでの写真である。
彼の人柄が写真を撮らせているともいえる。
写真は撮る人の分身である。
いやらしい奴が撮るといやらしく写る。
気持ちいい人が撮ると、気持ちよく撮れる。
人を撮るときの基本を学ばせてもらった。
わたしの写真はどのように見えているのでしょうか。